松山氏:
主人公の成長はちゃんと描くべきだと、私も思うんですけれども。敵の成長をダラダラと描くのは、絶対に要らなくて。
鳥嶋氏:
僕もね、敵の成長は要らない。
矢作氏:
主人公しか描いちゃダメなんですよ。他のキャラクターが可愛くなって描いちゃうのは、作家のエゴだと思います。だって読者は、主人公を見たくて読んでいるはずなんです。
鳥嶋氏:
全面的に賛成だな。
矢作氏:
作家はついつい、「この敵キャラをもっと描きたい」って可愛がりそうになるんですよ。それで1回、エピソードを作ろうとするんで、「それは主人公と関係あるの?」って聞くんです。
そのエピソードは主人公が伸びていくのに関係があるのかどうかを聞いて、「関係ない」って言ったらやらせない。「じゃあ、むりやりにでも関係づけて」って(笑)。このキャラが成長することで主人公も成長するんだったらイイよと。
この話凄くよく分かる
ヒロアカの死柄木弔の話とかつまらなかったからなぁ
詳しく描くほどなぜか魅力が失われるというのもある