「い!一色さん… い、いつからそこにいたんですか! 見てないで…あ、あっちへ行ってください!」
「それはないだろ新戸君 ここは皆の調理場だよ 夜中だから誰もいないと思ってそんな格好でいるなんて
君がそんな大胆な娘だとは思わなかったよ」
「わ… 私が迂闊でした ですから、もう部屋に戻ります… て、な!なんですか 何で近づいてくるんですか!?」
「目覚めてしまったのだろう? 僕がしてるのを見てね
最初は部屋でこっそりと素肌にエプロンをまとってみた
それだけじゃ満足できなくなり、部屋の前の廊下をそろりそろりと行き来し、
やがて階段を昇り降りし、遂にここまでたどり着いた
それにしても素晴らしい、君のその姿は絶品だね その証拠に…ほら、見てごらんよ僕の股間を」
「ひ! ひえぇ… い!意味がわかりません! あぁ! やめて!さわらないで…」
「大きな声をあげると皆が起きてきてしまうよ 心配しなくても僕に任せておけばいい
僕は柄にもなく興奮しているけど、同じ姿の先輩として君を粗雑には扱わないよ
だから君も、ここまで来たら欲望に素直に身を任せるべきだ」
「い… いや… え、えりな…お嬢様… た す け て……」