石川真紀(いしかわまき)
1971年青森県青森市生まれ。東京で働いていた2009年に、
突然ME(筋痛性脳脊髄)/CFS(慢性疲労症候群)を発症し、
ほぼ寝たきりになり青森へ帰郷。2011年から講演会の開催や
疾患啓発活動を始める。2014年からは、患者・家族、
医療・福祉の専門職、支援者で構成する
CFS(慢性疲労症候群)支援ネットワークを主宰し、活動を全国に広げている。
私は東京で働いていた2009年、37歳の時に突然ME/CFSを発症し、
1か月も経たないうちにほぼ寝たきりの状態に陥りました。
37.5~38度の熱、悪寒や関節痛などインフルエンザのような症状が続き、
仕事を休んで休息しても良くならず、体調はむしろ悪くなるばかりでした。
出勤することはもちろんのこと、自分の身の回りのこともできなくなり、
人生が一変しました。
慢性疲労症候群の除外検査
まずは私、腎臓の指定難病もあるんですね。で、腎臓科に相談にまず行って、
「今こういう状態で、慢性疲労症候群の疑いで、今、薬飲んでるんですけれども、
腎臓が原因の可能性あるでしょうか?」っていうふうに相談に行って。
そしたら「あ、腎臓関係ない」って言われて。で、私その腎臓でっていうか、
あの、けっこう仕事がハードだったりして、ちょっと無理がたたって若い頃に
何回か入院してるんですよ、急性腎炎になったり。で、3か月ぐらい不明熱が
続いたこともあったんですね、その急性腎炎以降、ま、40度近い熱が出て、入院して。
石川真紀氏インタビュー
20210215 聞き手:谷田朋美 於:Zoom
https://web.archive.org/web/20230807015033/http://www.arsvi.com/2020/20210215im.htm
『まずは私、腎臓の指定難病もあるんですね。』