米教科書の慰安婦記述、発行元が修正を拒否 “隠ぺいのため慰安婦虐殺”など
http://newsphere.jp/world-report/20150116-2/
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙によると、問題とされた教科書『Traditions & Encounters(それぞれの伝統と遭遇)』には、
「日本軍は14~20歳の女性を、20万人も強制的に徴用し、軍属させ、『慰安所』と呼ぶ軍の売春宿で働かせた」と書かれている。
また、日本軍が「その活動を隠ぺいするため、多数の慰安婦を虐殺した」とも記されているという。さらに、産経新聞によると、
「日本軍は慰安婦を天皇からの贈り物として軍隊にささげた」といった記述も含まれている。
外務省は、同書の記述に深刻な誤りがあるほか、日本政府の立場と相いれない記述があるとして、マグロウヒル社に是正を要請した。
マグロウヒル社はこの要請について、15日、「『慰安婦』の歴史事実について、学者の意見は一致している。わが社は執筆陣の著述、
研究、表現をはっきりと支持します」と、受け入れない旨を声明で発表した(WSJ紙)。