質疑応答の終盤、司会者から「じゃあ、あと2問」とのアナウンスがあり、ある記者から…
「海外で、大坂さんの活躍や存在というのが、古い日本人像を見直したり、考え直すきっかけになっているという報道があります。
ご自身のアイデンティティというのをどのように受け止めていらっしゃるか、お考えを聞かせてください」
との質問が。この抽象的な表現を用いた質問に大坂選手が困惑。通訳からの説明を受け、大坂選手は…
「私は自分のアイデンティティに関してとくに深く考えることはなく、私は私である、という風にしか思っていない。
自分のテニスに関しては、日本のスタイルらしくないと思っています」
と回答。大坂選手が困惑してしまう事態に、会場も騒然。同じ記者が「あと1問」と次の質問をしようとすると、
司会者から「いや、結構です」とあしらわれていた。
■司会者の対応に「気持ちよかった」
インターネット上では、男性記者からの質問をバッサリ切った司会者の対応に、多くの反響が寄せられている。
・大坂なおみ、記者会見。ハフィントンポストの質問かわした、司会者に拍手
・古い日本人像ってあーた、ほんとうになんやそら?なおみ選手は何も古い日本人像を崩すために日々生きているわけやないで。
自分のやりたいことを自分の思ったようにするために生きているんやで。この2回目の質問を切った司会者えらい。
自分の思ったような答えを導くために変な質問すな!