反戦とは少し違う!? 「厭戦」の声
ーー「身勝手な厭戦」が侵略を止めるーー
https://imadegawa.exblog.jp/32626226/
ロシアがウクライナに対して
軍事侵略を行なっている。
だが、
ロシア軍は初めに考えていたよりも
攻めあぐねていると言う人も居る。
仮に、
「ある一線」までウクライナ側が持ちこたえれば、
さすがのロシア国内でも厭戦気分が出てくるだろう。
だが、
その時に上がる声は、
今、反戦を訴えているロシア国内の人々の声とは
かなり違うものになるのではないか。
「長引く戦争の負担からくる厭戦気分」により
反戦に傾くロシア人は、
こういう『身勝手な』ことを言い出すはずだ。
「なぜウクライナのために
ロシアの若者が
血を流してあげなければならないのか」と……。
もちろん、
それで侵略が止まるのであれば
どういう話の筋でもいいといえばいい。
「ロシアの大義」は疑わないような人々までもが
「それでも釣り合わない」と
言い出すようになるのである。
そうすれば、
それは侵略戦争を止めるための
大きな力となるだろう。
イラクやアフガンからの米軍撤退を促したのも、
開戦以来の粘り強い反戦運動だけではない。
そこには、
「イラク人やアフガン人のために
なぜアメリカの若者が
血を流してあげなければならないのか」という声も
有ったのだ。
「抑圧的な支配者やテロリストを倒して
現地に自由と民主主義をもたらす」という
「アメリカの大義」を彼らは疑ったわけではない。
ただ、
「なぜ自分たちが
アフガニスタン人やイラク人のために
そこまで『してあげなければならないのか』」と
なったのである。
【参考記事】
戦死者数と厭戦気分は比例しない
https://imadegawa.exblog.jp/32625888/
名古屋でウクライナ侵略抗議
https://imadegawa.exblog.jp/32616980/
愛知:ウクライナ侵攻に抗議
https://imadegawa.exblog.jp/32605496/