警察官2人が捜査協力者と性交渉 警視庁、処分を検討
2015年8月28日03時25分
警視庁渋谷署の男性警察官2人が、薬物事件の捜査協力者の女性(35)と性交渉をするなど不適切な行為をしていたことが、警視庁への取材でわかった。2人ともおおむね事実関係を認めているといい、警視庁は処分を検討している。
幹部によると、2人は組織犯罪対策課の40代の三輪茂人警部補と20代の傍島伸一郎巡査長。女性は6月初旬、署に薬物事件の情報を提供し、2人が捜査を担当した。女性と居酒屋で飲食をしたりカラオケに行ったりして親密になり、薬物事件の関係者から女性を守るために捜査費で借りたマンションや女性宅などで、7月下旬までの間に性交渉に及んだ。
調査に対し、三輪警部補は女性宅などで2~3回、傍島巡査長はマンションで1回、性交渉したことを認めたという。ただ、女性の説明と食い違う部分があるといい、警視庁は事実関係を確認している。
朝日新聞の取材に応じた女性の説明では、2人は女性と電話などでやりとりするようになり「誕生日だから一緒にご飯を食べたい」などと連絡してきたほか、女性宅に泊まることもあった。女性は「三輪警部補に下着を脱がされたり傍島巡査長に性交渉されたりした。合意はなかった」と訴えている。
女性は7月中旬、警視庁にこれまでの経緯を相談。その後、三輪警部補から「拳銃自殺をする」「嘆願書を書いてくれると助かる」と言われ、処分を求めないとする文書をいったん署に出したという。現在は「友達に近い関係になったことは自身にも非はあるが、2人にはきちんと処分を受けてほしい」と話し、文書を撤回する意思を示している。
ほんとに、醜い事件だね。匿名報道やめろよ警視庁