ー ウクライナはどのように進めたのですか?
ウクライナでは、昨年7月初めに法律が成立しました。
それは、民族によって国民に異なる権利を与えるという法律でした。
この法律は、1935年のニュルンベルク人種法を彷彿とさせるものである。
真のウクライナ人だけが完全な権利を持ち、それ以外の人は限られた権利しか持っていません。
https://blog.goo.ne.jp/ivelove/e/c5d1741a6bdd11fe9151f864c3d23342
読売新聞 2021/07/30 05:00
【モスクワ=工藤武人】ウクライナのゼレンスキー政権が、自国の「先住民」にロシア系を含まない法律を成立させ、対立するロシアのプーチン政権が猛反発している。ロシアは、ウクライナでロシア系住民が差別される事態を懸念しており、2014年にウクライナ南部クリミアを併合したロシアが介入する新たな「口実」となりかねない。
この法律は、ウクライナの少数民族を先住民と位置付けて保護するもので、提唱者のウォロディミル・ゼレンスキー大統領が今月21日に署名し、成立した。法律では、クリミア・タタール人など3民族を先住民と認定している。
ウクライナの「先住民法」に関し、プーチン大統領はドイツのメルケル首相との21日の電話会談で、「あからさまな差別的法律だ」と激しく非難した。プーチン氏は今月12日に発表したウクライナとロシアの「歴史的一体性」を指摘した論文でも、この法律がロシアにとって「大量破壊兵器の使用」に等しいとの認識を示して、ロシア系住民への迫害を容認しない姿勢を強調していた。
ロシアの検察当局は22日、ウクライナでロシア系住民への「人権侵害」が横行しているとして、ウクライナを相手取って欧州人権裁判所に提訴したと発表した。欧州人権裁によると、ロシアによる提訴は初めてという。
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/3262543-xian-zhu-min-fa-anni-guansururoshia-da-tong-lingno-pi-pannitsukiukuraina-da-tong-lingkurimia-dai-biaoga-fan-lun.html
その上でコリネーヴィチ氏は、プーチン露大統領のコメントはプロパガンダ的性格を帯びたものだと指摘しつつ、「『先住民』という用語は国際法にも多くの国の国内法にも存在する。具体的には、国際法では、国連の2007年の先住民族の権利に関する宣言が本件に関する重要文書である。ロシア連邦にも、本件に関する1999年付のロシアの少数先住民の権利保証法という特別な法律が存在する」と説明した。
同氏はまた、ゼレンシキー大統領は提出法案にて、どのような民族が「先住民」とみなされるかについての明確な定義を提示しているのだと説明した。同氏は、その定義とは、ウクライナ領にて自立した民族コミュニティを形成しており、民族的マイノリティでありつつ、同時に自らの国家を有さない民であるとし、ウクライナでこの定義に該当するのは、例えば、クリミア・タタール人、カライム人、クリムチャク人であると指摘した。また同氏は、このような定義は国際法で確立されたアプローチに合致していると補足した。
同氏は、ある民族が自らの国家を有さない場合に「先住民」と定義されるのであり、ウクライナに暮らすロシア人は、民族的マイノリティではあっても、先住民とはみなされないと説明した。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210730-OYT1T50096/
https://sputniknews.jp/20210723/8563127.html