> 知恵のない人々(63) < >2017-H29-3.21-NO.2071
** 軍隊は不必要という主張(50) **
*「北方領土」(4)**「戦争」(5)*
***「軍国主義者の愚かな選択」(21)***
明治元年1868年、太平洋戦争1914年から1945年、明治元年から1914年
まで73年、太平洋戦争終戦1945年から現在平成29年2017年72年、太平洋
戦争を挟んで日本の教育は戦前と戦後がほぼ等しい年月、教育勅語が
1890年(明治23年)から太平洋戦争の終戦1945年までの55年間日本の教育
の根幹をなしていた。
日本国憲法は1947年(昭和22年)施行され現在2017年(平成29年)に至り、
70年間という長い年月が過ぎた。
歴史を振り返って見ても、日本の教育は、平和憲法の元で、十分に
根付き、既に軍国主義という概念を理解する日本人は皆無と言っていいのでは
ないか。
天皇制も明治時代における教育勅語による教育での天皇と平和憲法での
天皇では全く違った存在であり、天皇は人間宣言をし特別な存在ではなくなり、
軍国主義者が天皇を特別な存在として扱おうとしても現在の日本には
特別扱いする概念は存在しない。
軍国主義者が軍隊を持って、日本を守ると言っても、人間の命を奪い合う
軍隊という組織が平和憲法の元では人間の命を奪う行為は犯罪でしかなく、
軍隊は正に人殺し集団であり、現代的に言えばテロ組織でしかない。
現首相は軍国主義者であるのは間違いなく、日本の防衛を軍事力によって
達成しようとしているが、軍国主義という概念が消滅した日本を軍事力で
防衛することは不可能であり、軍事力による防衛はテロそのものであり、
それは犯罪行為そのものという概念が成立する。