日本の知恵 ID:6QDMgUFS
> 知恵のない人々(159) < >2017-H29-10.22-NO.2167<
** 軍隊は不必要という主張(146) **
***「軍国主義者の愚かな選択」(115)***
** 憲法改正(78) **
国民を守る為に憲法があると考えると、現政権が求める憲法改正は
国民を守れる憲法を目指しているとは言えない。
現政権が目指す憲法改正は憲法に自衛隊を明記することであり、自衛隊が
国民を守るという立場を憲法で明快にすることであり、国民の生命を自衛隊と
いう軍隊に委ねるということになる。
自衛隊は武力組織であり、世界の常識では軍隊そのものであり、武力に
よって、国民の生命を守る訳だが、問題なのは国民の生命を軍隊によって
守れるかということだ。
自衛隊が係わる武力闘争は国家間の戦争のことであり、日本と他国とが
戦争するときに自衛隊が戦うことを憲法で認めるということだ。
どうだろう。現在の日本が戦争をしなければならない状況が今後訪れて
いいのだろうか。
冷静に考えてみて、これだけ発展した日本が他国と戦争して、破壊される。
勿論、戦争の相手も日本の自衛隊によって破壊され、お互いの国民の生命
及び財産が失われる訳だ。
現政権や政治家たちは国民の命や財産を安全保障とか言って、その使命を
自衛隊に委ねるようなことを言っているが、自衛隊が武力で他国と戦争すれば
その時点で国民の命も財産も失う状況に陥り、安全保障は同時に果されない
ことになる。
即ち、自衛隊が存在しようが、存在しない状態であると、他国と戦争すれば、
その時点で、国民の生命も財産も失う事になる。
そうであるならば、自衛隊があるということは税金の無駄遣いであり、自衛隊の
存在価値はないと言える。
国民が遣るべき事は他国と対立しないように努力することであり、それは
如何なる国家においても、友好的に交流し、お互いを尊重することであり、
そうすることで、自衛隊のような軍隊を持つ必要性が無くなり、莫大な税金を
使わなくてもいいようになる。
日本は現在、自衛隊に5兆円という莫大な税金を使っているが、世界中の
国家と友好的な関係を築いたとしても5兆円という莫大な税金は必要としない
のではないか。
北朝鮮の事情を見ると軍事力には抑止力という未確認な力は不必要で
あり、抑止力という理論はあくまでも強者の論理であり、日本のような
平和国家には抑止力という軍事力の論理は成立しない。
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