> 知恵のない人々(4) < >NO.2009-7.18-2016-H28
* 国民と政治家 *
軍隊を保有し、政治家が国民の代表であるならば、そして、全ての国民に
政治家になれる権利があるとすれば、国民は軍隊がどのような存在で
あるか理解しなけばならなくなり、それは義務教育で収得する必要性がある
のではないか。
現段階で集団的自衛権の行使を認める政治家において、主体性が武力
即ち暴力である軍隊の本質を十分に理解している政治家が日本に存在
するのかと考えるとすれば、ほとんどの政治家は軍隊の本質を理解して
いないのではないか。
軍隊の本質を理解していない政治家や国民が集団的自衛権を行使すれば
日本の崩壊を招くのではないか。
なぜなら、軍隊は日本国憲法が示す基本的人権を守る組織ではないからだ。
軍隊が最も重視するのは国民の生死ではなく、あくまでも軍隊を支配する
独裁者であり、ある一部の国民の利権を守る為に存在するからだ。