> 知恵のない人々(26) < >NO.2032-9.24-2016-H28
* 国民と政治家 *
* 軍隊は不必要という主張(15)
軍国主義者の核開発批判
過去は過去、現在は現在と考えたとき、核保有国である米国と敵対する
軍事国家が核開発することに対して、平和国家の軍国主義者が核開発に
批判したところで、何処に論理的正当性が得られると言うのか。
平和国家に取って、公平と平等そして自由は最も重視する要因であり、
このことを考慮しない論理に存在価値はないとすれば、軍国主義者の
核開発批判は論理的とは言えない。
核保有国の核開発批判、核の無い軍事国家の核開発、平和国家的な理論では
核保有国の核廃絶と核開発の中止を両立しなければ、議論が成立しないし、
公平と平等と自由の土俵の上でなければ、現代的な理論といえない。
不公平の上に乗った平和国家の現首相の核開発批判、それと同時に
核保有国の核廃絶を訴えなければ、論理的主張には達することは出来ず、
そのような公平性を欠いた理論は平和的とは言えない。
核保有国の言い分、核開発国の言い分、どちらも平和国家に取って、
理解に苦しむ理論で、その結果の税金の無駄遣いを考えると核に
拘る軍事国家の国民たちはみんなアホとしか言えない。