スポーツの祭典とのことだが、エンブレムが喪章ではどうかと思う。
スポーツには勝者と敗者がいて、敗者は死を意味するとも考えられる。
勝者は一人で、敗者はその他多数で、オリンピックは勝者の為にある
のではなく、敗者の為にあると考えれば、エンブレムが喪章であっても
いいのか。
考えてみれば、スポーツは残酷な世界だ、勝者と敗者がいて、勝者に
対しては称賛するが、敗者に対しては苦しみだけが残り、莫大な税金が
無駄に成ったと思われる。
民主国家においてオリンピックは何の意味があるのか、それほど意味のある
存在ではないのではないか。オリンピックで勝者になる為に選手たちは子供の
頃から体力を使い果たし、勝者になる為に努力をする。この努力って、どれほど
意義のある努力なのか。
莫大な税金を使って、スポーツの施設を作り、たった一人の勝者になる為に
戦うことが本当に正しい選択なのかと考えれば、オリンピックって無駄なことで、
エンブレムが示すように日本の終焉を表す喪章と考えれば、何となく、納得が
行く未来のような感じだ。