主権者である国民に与えられた権利は非常に厳しいものとして受け
止められる。主権者として自由ではあるが平等も同時に達成しなければ
成らない訳で、結局は自由であって平等ということは適切なる行動が
伴うということになる。
天皇に対する国民の思いを見ると非常に違和感を覚える。テレビなどでは
殆どの人が天皇に対して、ゴマをすり、天皇の存在をなんの違和感もなしに
存在を認めているが、天皇の継続のには民主主義とは大きな隔たりが
存在し、民主主義の厳しい法律の下では天皇の継続はあり得ない存在で
あるのは明らか。
如何なる理屈を駆使したとしても天皇が日本国民であるのは明らか、そして
国民である以上、憲法に従わなければならないことは疑う余地がなく、
そうであるならば、現在の天皇という立場は今後継続することは不可能だ。
日本は一夫一妻であり、これまで天皇を維持してきた側室すなわち一夫多妻
は認められていない為に、いつかは天皇を継続することは不可能になる。
民主主義において違法な存在である天皇の継続を異様に喜ぶテレビの
人々を見るにつけ、テレビに民主主義における正当性が存在しないことを
改めて確認したように感じる。