天皇の祖先は天照大神ということだが、人間ではない神とはどのような
存在なのか。
神とは人間に取って特別な存在、人間が想像する限りの概念を所有する
存在が神であり、人間のように語り尽くせない人間的な概念を持った理想的な
人間像と考えられる。
現実的に考えれば天皇は明らかに人間であり、その一生は神とは言えない。
しかし、祖先が天照大神であり、神として存在したと文章で明記され存在して
いる。
天皇は人間なのに祖先は神と言うことだ。このことを理解しなければ
ならないが、現在の学問的真実からすると神から人間が生まれるという
ことを明快に説明できる人間がこの世に存在するのかという疑問だ。
明確に言えば、我々はいつまで天皇一族の昔話に付き合わなければ
ならないのかと言うことだ。
国家および国民の象徴である天皇が天照大神を祖先に持っているという
昔話にうんざりだということを天皇に理解してもらわなければならない
時代になったのではないのか。
真実はなにか。天皇は軍国主義者の象徴であり、権力の象徴であった
からこそ、戦争の主導者となり、多くの日本人を先導し、神という名のもとに
多くの日本人の命を犠牲にした事実は消し去ることはできない。
すべては災害被害者を莫大な税金を使って回る姿はある意味おこがましい
と言えないか。