それよりも象徴天皇その者がなんたるか。選挙権もなく、自由もなく、
基本的人権もない天皇の存在をいつまで、継続するつもりなのか、
結局、現在の天皇が辞める理由は人間らしく死にたいためではないのか。
多くの被災地に赴き、被災者に声を掛けたとしても、何一つ権力も力もない
天皇に取って、苦痛だったのではないだろうか。
象徴天皇は政治に関わらないということだが、天皇の仕事はほとんどが
政治に関わることで、天皇に取っては耐えられない日々を送ったのでは
ないだろうか。正に矛盾そのもの、人生まさに暗闇そのものだったと
察する。
悪人である政治家の言いなりになり、腹黒い公務員たちにこき使われ、
耐えがたきを耐え、忍び難きを忍びつつ平成天皇は天皇の身を退く。
戦争に負け、天皇はすべての権力を奪われ、その身は正に抜け殻と
なっても天皇という存在を残すために訳の分からない生活を送り続ける
運命だとすれば、天皇自らが本当の人間らしい日本国民として権利及び
義務を主張すべきではないのか。
天皇は日本国民として、憲法に示される国民の権利及び義務を行使した
上で象徴天皇としての職務を果たせばいいのではないか。
結局、天皇の職務は職務であり、職務に対して納得できなければ、天皇と
いう立場を退き、一国民として新たな人生を歩めばいいのではないか。
平成天皇の望みは自らの人生は自らが決めることであり、その道筋を
作ったのではないか。