> 知恵のない人々(41) < >NO.2047-12.29-2016-H28
** 軍隊は不必要という主張(30) **
*「北方領土」(4)*
*「戦争(3)*
軍隊が国民に齎すもの、何を国民に軍隊はしてくれるというのか。
日本は米軍と言う軍隊が存在しているが、この米軍という軍隊は日本に何を
齎したのか。
日本が戦争に敗れた1945年以降、約71年間という長い年月米軍は日本に
存在している軍隊であり、日本はその軍隊を何らかの気持で受け入れている
が、その軍隊が改めて日本国民に何を齎したのかと考えて見ると果たして
何を齎したのか、良く分からない。
米軍が日本に居るから日本は何処の国からも攻撃されないと考えるべき
なのか。果たしてそうなのか、日本は経済的に自由に世界の多くの国家と
友好的に交流し、日本を軍事的に攻撃する国家は存在しなかったのでは
ないだろうか。
勿論、何らかの役割は果したのだろうが、日本国民の生活を向上させるような
存在価値だったのかと考えれば、それはそんな価値はなかったと言えないか。
日本の現首相は真珠湾で米国の戦没者に対して、米国と日本の和解を
全世界の人々に知って貰いたいようなことを言っているが、そのような欺瞞に
満ちた言葉よりは日本という侵略国家が戦争に負け、戦勝国である米国から
与えられた憲法を忠実に信じ、戦争に対して、戦争の放棄と陸空海軍の軍隊を
保有しない国家として、この71年間過し、日本という侵略国家は平和と民主国家
というすばらしい国家を手に入れることが出来、改めて、真珠湾に眠る人々に
感謝する。
日本国民に取って、真珠湾は侵略国家日本の終焉の歴史であり、軍事国家
日本の終焉を齎した地と言える。
日本は戦争に敗北し、侵略国家と軍事国家を米国軍によって終わらされ、
新たな自由と平等の民主国家を与えられた忘れられない土地が真珠湾
ということではないか。
全世界の人々に知って貰いたいことは日本は侵略国家であったことと
真珠湾はその侵略国家の終焉を招いた土地ということではないか。