テレビ報道ではトラックが単に追突し、回避できないような映像を作り、
放映していたが、現実には回避したトラックがいたということを視聴者には
伝えていないので、テレビ報道は衝突したトラックには過失がないような印象を
国民に与えようとしていた。
追突したトラックの運転手は不起訴になったとだけ報道し、なぜ不起訴に
なったのかの説明がなかった。道路法では例え高速道路であっても前方に
何らかの原因で危険物が確認されたら停車もしくは回避することが出来る
車間距離を取って走行することが義務付けられているため、今回のような
場合、トラックは追突しないと考えるべきで、トラック運転手が不起訴になった
理由をテレビは詳しく国民に伝えるべきだ。
検察はあおり運転手を殺人犯にどうしてもしたかった為、テレビ報道は
その趣旨を忖度し、トラック運転手が不起訴処分に成っていることを
簡単に説明したのではないか。
トラック運転手が不起訴になれば、被害者に対する保険金は無くなると
解釈でき、この場合、被害者の残された家族には保険金がおりないのでは
ないか、テレビ報道はそれについても何も報道しないで、単にトラック運転手の
不起訴を伝えるだけでは検察に忖度していると言われても仕方ないのではないか。
あおり運転を厳しく、法廷で罰することを批判する訳ではないか、殺人が
目的であおったわけではない加害者に殺人という罪名を負わせるには
余りに不自然な刑罰であり、一人の善良な国民として納得できない。