> 知恵のない人々(33) < >NO.2040-11.28-2016-H28
* 国民と政治家 *
** 軍隊は不必要という主張(22)
*** 嘘ぽい社会(4)
沖縄、北方領土、この土地は敗戦後米国、ロシアに奪われた土地で、
沖縄は戦後、米国から返還された土地であり、北方領土は未だに
ロシアから返還されていない。
第二次世界大戦において日本は敗北し、沖縄を米国、北方領土を
ソ連、今のロシアに奪われた。
戦争に負けた日本が土地を奪われる。これって、当然ではないか。それなのに
北方領土を返さないロシアと対立し、北方領土を返さないから和平を結ばないと
粋がっている日本って、何処かおかしいのではないか。
軍隊を持って、戦争に参加し、そして戦争に敗れ、国土を奪われる。軍事国家
に取って、敗戦は敗北であり、敗北による国土の消失は当たり前のように
思えるがどこかおかしいのだろうか。
敗戦による国土消失は戦争への教訓であり、北方領土はロシア領として、
日本は認めるべきではないか。そして、新たに日本国憲法が示す、戦争放棄と
軍隊の保有を認めない平和憲法を理解し、納得すべきではないのか。
米国とは友好的に和平を構築し、沖縄を返還して貰い、北方領土はロシアと
対立し、未だに返還されない。これは軍事産業の発展を願う米国の策略であり、
ロシアと対立し、日本の軍事化による軍事産業の利益を目論む軍事国家
米国の国家戦略に踊らされる現政権の政治家たちの腹黒さと推測すると
北方領土に対する領土返還闘争は作られた対立であり、あくまでも日本の
軍事化を願い、米国の軍事産業の利益の為に日本国民の税金を無駄に
しているだけではないか。
ロシアはミサイルを北方領土に配備し、返還闘争は最悪の状況を生んでいる
だけ、そして、現首相は日本の軍事化を進める条件とするとすれば、あまりにも
日本国民を馬鹿にしていることにならないか。
友好的に和平を強化した米国は沖縄を返還し、返還闘争に明け暮れ、和平を
せずに対立を繰り返した北方領土にロシアのミサイルが設置される。これは
現政権の敗北であり、軍事強化を図る現首相の敗北と考えなければならない。
そして、日本国民の敗北であり、平和憲法による戦争放棄を再度、熟読
し、軍隊も自衛隊も日本国民を決して幸せにしないことを悟らなければ
ならない。