テレビで大波によって破壊された車に取り付けられたドライブレコーダーの
録画映像を再生して、最も気になったことは大波によって車が破壊され走行
不可能であることを運転手に徒歩で危険を伝えに来た警察官の安否であり、
その映像からは警察官は引き返す車を誘導しているようで、その時大波が
襲いその波で車が破壊されたとニュースは伝えているが警察官の安否は
一言も言っていない。
中途半端なテレビ報道の一つではないか。視聴者は警察官の安否が
知りたいし、大波の恐ろしさを映し出したドライブレコーダーが訴えている
のは警察官の安否、それなのにテレビ報道は大波のことだけを解説して
いた。
テレビの画面には多くの情報が存在し、その映像を見ることで視聴者は
最も重要なことを一瞬で判断し、それを知識とする訳で、ニュースの中で
解説者が解説するときは単に解説するのではなく、視聴者の立場に
立った解説をしなければ、その映像の価値は半減する。
テレビは多くの社会問題を提供してくれるがデータ不足とデータ理解力
解決で多くの社会問題が中途半端な状況に置かれ、問題解決を遅らせて
いるようにも感じる。