北朝鮮が恐れていることは米国や韓国の侵略であり、韓国による朝鮮統一が
米国の軍事力によって成されること以外何者でもなく、戦争に成れば、圧倒的な
軍事力の格差により、北朝鮮という国家は消滅するのは明らか、しかし、戦争を
行うことによる莫大な数の死傷者が想定でき、現在の世界の心情として、戦争に
よる犠牲者を容認する思想は現代社会に存在できず、戦争という選択は皆無で
あり、まして、敗北するのは明らかな北朝鮮が戦争に突入するという選択は
考えられないし、在り得ないことだ。
今となっては北朝鮮の核兵器開発は愚かな米国とその同盟国である日本に
朝鮮戦争終結の莫大な後始末をさせる為の戦略であり、日本は愚かな現首相の
行いで、当事者でもない朝鮮戦争の後始末を愚かな米国にさせられることに
なったのではないか。そして、その理由が拉致問題処理ということであれば
まったく、愚かな選択であり、日本にとって拉致という単なる刑事事件が
国家としての汚点として歴史に残る失態となるとすれば、全くおかしな出来事と
言える。
拉致問題は単なる誘拐事件として、地道に北朝鮮と交渉を続け、身代金として
北朝鮮に支払いをすれば、それで解決できたものを朝鮮戦争の後始末という
莫大な費用を負担することにでもなれば現首相の責任は歴史的汚点として
重いものだ。