現状において、日本の自衛権に何の価値もなく、軍事的に自衛権を発動する
状況が今後日本に発生する理由もなければ、そのような状況に日本が
陥る理由もない。
結局、政治家たちが憲法改正して自衛隊を憲法に明記する理由がないのだ。
自衛権は有るが自衛権を発動する理由がないのが現状であり、必要も
ない自衛権の為に自衛隊を憲法に明記するのには大きな無理があり、
国家の治安に最も重要な警察や消防が憲法に明記されていない現状で
今後、発動するか分からない自衛権の為に自衛隊を憲法に明記する
大義名分がない。
自衛隊の軍事予算5兆円の確保、武器輸出の発展の為には軍隊組織が
無くてはならない。こんな理由の為に日本の平和を失うことは出来ない。
日本の平和は自衛隊が守ったのではなく、日本人の平和に対する心が
守ったのであり、その心は明らかに平和憲法が作ったのではないか。