政治家たちは北朝鮮の脅威を利用して、国民の生命を守ると国民に訴えて
いるが、馬鹿げた表現であり、北朝鮮の実態を理解もしないで、北朝鮮の
ミサイル実験を少しで政治活動に有利に利用しようと、何が何でも国民を
危険な状況に陥れようとしているのには呆れるばかりだ。
報道機関、特にテレビ、評論家、元自衛官たちの解説、北朝鮮に対する
脅威ばかりを強調し、国民を軍事的恐怖に陥れようとし、自衛隊の強化、
軍事施設の増強が必要と思わせようとしているが、その姿勢はあまりにも
不自然であり、テレビの解説者はほとんど、軍事産業の社員としか思えない
解説であり、北朝鮮という国家を理解していない、一方的な感じがする。
北朝鮮のミサイルが日本の上空を通過することに対して、テレビの解説者、
特に元自衛官の解説者は迎撃ミサイルの強化を訴えているが、もし、国民が
危険であり、国民の生命を守るのであれば、北朝鮮がミサイル実験をしている
内に、ミサイルから国民の命を守る為の施設、例えば防空壕などの安全施設や
応急的に強化な避難施設として、コンクリートの配水管などを各家庭に設置する
とか、具体的に国民が避難できる方法を提案すべきなのに、結局、軍事産業が
潤うであろう、迎撃ミサイルの強化ではあまりにも、露骨な軍国主義への
憧れではないのか。テレビを見ていると、テレビ報道そのものが軍国主義的で
あり、あまりにも軍需産業側の解説となっている。
野原で頭を手で隠し、跪いている国民たちを見ると、こんな国民たち本当に
日本国民なのかと疑ってしまう。それはまさに北朝鮮の貧しい国民たちを
見ているようで、教育程度の高い日本国民として、その程度なのかと
思ってしまう。