> 知恵のない人々(16) < >NO.2022-8.24-2016-H28
* 国民と政治家 *
* 軍隊は不必要という主張(5)
オリンピックが終わった。選手たちを見ると軍国主義を感じる。自由と平等の
平和国家日本で国家の為に涙を流し、金メダルを取れなかったと泣いている
選手は本当に平和国家の国民なのだろうか。
報道機関はしきりに金メダリストを誉め、日本の為、日本人の為に戦ったと
報道するが、それは本当に正しい報道なのだろうか。
軍国主義と差別主義を感じる報道は非常に息苦しく、平和や自由そして
平等という言葉が日本から消えていくように感じるし、オリンピックで競争する
選手たちは国家のためでも国民のためでもなく、自らの為に競技を行って
いるのではないようだ。
莫大な税金から金メダリストに500万円、銀メダリスト200万円、そして、
銅メダリストに100万円、この大会を見て、選手たちの心を感じ、なぜか、
心の虚しさと未来の日本の行く末の不安を感じる。
軍国主義者が支配する平和国家の限界が近づいてきたのではないだろうか。
日本を支配する軍国主義者は軍隊を作ろうとしているが、日本が平和国家で
ある限り、軍隊を作っても軍隊が活躍する場はない。軍隊は莫大な税金を
浪費するだけだ。
軍隊の活躍の場は海外であり、海外への侵略であり、他国の領土、資源など
の略奪が軍隊の主な目的であり、軍国主義者がいつも言っているような侵略国
からの防衛に軍隊が必要なのではない。