【シー・シェパード】反日色強めるワトソン容疑者 「日本は地球上で最も恐ろしい国家」 慰安婦問題や南京事件にも言及
シー・シェパード(SS)創設者、ポール・ワトソン容疑者が最近、声明の反日プロパガンダ色を強めている。
捕鯨やイルカ漁とは関係ない 韓国との慰安婦問題や中国との南京事件問題に言及し、「日本の教科書はまるでそうした出来事がなかったかのように残虐行為の言い逃れを 行っている」などと批判したり、昭和天皇の言葉を取り出し「耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでいるのは鯨やイルカたち」と“こじつけ論” を展開する。
さらに、「日本は地球上で最も恐ろしい国家」として福島第一原発事故の影響で多くのイルカが死んでいるとも述べ、状況をあおり、
支持者に対して、鯨やイルカたちを救えるのはシー・シェパードだとアピールしている。
国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配されているワトソン容疑者は昨年7月にフランスに逃亡。以来、フェイスブック(FB)の 公式ページで1日に4~5回、声明を発表している。
FBの読者登録者数はワトソン容疑者自身で54万人。シー・シェパードの登録者数は79万人。グリーンピース(220万人)や
「PeTA」(330万人)などの世界的な環境保護団体に比べると少ないが、ワトソン容疑者とSSを併せた登録者数は、
日本の首相官邸(31万人)やNHK(35万人)、人気アイドルグループAKB48(62万人)よりも多く、広報媒体として大きな力を
持っていることがわかる。
1977年に設立されたシー・シェパードは2000年代に入り、日本の捕鯨やイルカ漁を標的にして、テレビ番組に取り上げられることで
急成長を果たした経緯がある。この傾向は今も続いており、ワトソン流反日論は世界各国に拡散している状況にある。
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