【正しい記述・記事の例】
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20191012-00146464/
アメリカ国籍を取得の場合、日本国籍保持者がここで問題になるのは日本国籍の消失だ。アメリカは重国籍を認めているが、日本は重国籍を認めていないからだ。
■■ 重国籍を認めている国は世界で60ヵ国
World Population Reviewによると、2019年の時点で、世界で重国籍を認めている国は、アメリカ、フランス、イタリア、韓国など世界60ヵ国(イラストのオレンジ色)。
出典:World Population Review出典:World Population Review
■■ 日本では22歳までに国籍を選択
重国籍を認めていない日本の国籍法では、日本人の親のもとアメリカで誕生した人、もしくは大坂選手のように日本生まれだが20歳に達する以前に重国籍となった人は、22歳までに国籍を選択しなければならないと定められている。
国籍問題を管轄する法務省は、「期限までに選択をしない場合、日本国籍を失うことがあるので、注意が必要」と謳っている。 出典:法務省出典:法務省
日本国籍を選択する大坂選手のような場合、法務省の説明では「日本国籍の選択宣言」後に「外国国籍を喪失していない場合は、外国国籍の離脱の努力」というグレーな説明になっている。
大坂選手が日本国籍選択に伴い、アメリカ国籍を離脱するかどうかは現時点で不明だ。