空き時間じゃなくて、「安房川での体験」がその「野外講義」の目的の一つだな。
おまけに、前年も「溺れそうで恐かった」という声が2件以上出てたんだな。 はい、重過失!
> また、平成 27 年度の事後レポートに、J さんは「泳ぎが得意なほうの私は(中略)下方の方へ流されて(中略)一瞬本当に溺れてしまうかもしれないと感じるほどだった」、 K 君は「小さい頃水泳を習っていたが、川はプールと違って流れがあり自分の身長よりも深く、危うく溺れているところであった」と自らの体験について記述している。
xxxxxxxx教授はこれらのレポートも読んでいたので、自らが流された経験と前年度の学生の経験の情報を踏まえた上で、安房川の特徴を体験するには胸の深さ程度まで川に入れば十分であること(体験領域の制限)、当該制限領域以外の川中における活動や水泳の禁止、それらを遵守せずに活動や水泳をしたことにより事故が生じた場合の責任の所在、緊急事態発生時の対応などの説明を徹底するべきであったが、それはなされていなかった。
一方、フィールド科学研究入門でも、プログラムの事後評価によってそれらの危険情報を把握し、プログラムを改善する仕組みが不十分であった。