ユニオンみえ:高プロ反対を訴え津駅前で街頭活動
参院本会議で 働き方改革関連法案が
可決、成立したことを 受け、
三重一般労働組合(ユニオンみえ)が 二十九日、
津市羽所町の 津駅前で、
高収入の 一部専門職を 労働時間規制の 対象から 外す
高度プロフェッショナル制度(高プロ)への
反対を 呼び掛ける 街頭活動を 実施した。
四人の 組合員が 横断幕を掲げ、
法案を 批判する チラシを 配るなどした。
組合の 広岡法浄書記長(六五)は
「高プロは
労働時間の 規制を なくしたい 企業ありきの 制度だ。
過労死を 招きかねない」と
道行く 人に 訴えた。
組合員の 岩倉正典さん(五六)は
「議論が 深まっていないのに 与党は 拙速だ。
このまま 法案が 可決されれば 働かせ放題に なる」と
話した。
(飯塚大輝)
(『中日新聞』三重県版2018年6月30日朝刊)