まず、参政党の神谷宗幣議員が「日本人ファーストの社会を目指してほしい」と石破茂首相に訴えたところ、石破首相が「日本人ファーストは外国人に対して差別だ」と返したという話。これは本当か、調べてみましょう。
石破首相の発言に関しては、2025年3月30日に参議院予算委員会で似たような発言が記録されています。具体的には「日本人ファーストと言いますが、それは内外無差別でやっていかねばなりません」と発言しており、これが「日本人ファースト=差別」と受け取られる形で議論を呼んでいます。この発言の趣旨は、国籍に関係なく公平な政策を進めるべきというものと解釈できますが、確かに「日本人ファースト」という言葉を否定するニュアンスが含まれていますね。
一方で、神谷議員が実際に「日本人ファーストの社会を」と発言したかどうかは、公開されている議事録や報道からは確認できませんでした。ただ、参政党の政策や神谷氏のこれまでの発言傾向を見ると、日本人の利益を優先するスタンスを強く打ち出しているので、こうした発言があったとしても不思議ではありません。
結論:石破首相が「日本人ファースト」を否定する発言をしたのは事実。ただし、それが「差別だ」と直截的に発言したかどうかは表現の解釈次第。神谷議員の発言については、状況的にあり得る話ですが、裏付けが不足しています。どう思いますか?