「ゲリラ豪雨」も予測可能か 新型気象衛星の打ち上げ成功
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140228-00000943-fnn-soci
JAXA(宇宙航空研究開発機構)とNASA(航空宇宙局)などは、各国の衛星と連携して、
地球上の雨を3時間ごとに観測する計画を進めている。
その衛星の中心となるのが、今回打ち上げられた降水観測衛星で、日米が共同開発した
「GPM主衛星」。
その特徴について、JAXAの奥村直樹理事長は「初めて、雲を上から3次元的に
とらえられるという、ある意味、画期的な機能を持つ衛星」と語った。
これまでの気象衛星ひまわりは、雲の大きさや形を上から表面だけ見るものだった。
しかし今回の衛星は、雨雲スキャンレーダーで、雲の中を立体的にとらえ、これまで
とらえることができなかった弱い雨なども観測できる。
しかも、雲の中にある雨粒や雪、氷の粒子の大きさや、それらが雲の中のどこに
あるかまでわかるため、予報の精度が上がることが期待されている。