トイレに装着し健康状態を分析するIoTデバイス、説明していたエンドツーエンド暗号化なしで写真を送信か
トイレに取り付けて健康状態を分析するIoTデバイスが、事前に説明していたエンドツーエンド暗号化を行わず、写真をそのまま送信していたことが発覚し波紋を呼んでいる。
これは米Kohlerが販売しているスマートトイレカメラ「Dekoda」で、便器に取り付けて排泄物の写真を撮影、クラウドに送信して分析することで腸の健康状態を分析できるというもの。便座にカメラを取り付けての撮影は、通常の感覚ならば抵抗感があって当然だが、同社はデータ送信にはエンドツーエンド暗号化が施されているため安心であると説明、理解を求めていた。しかし、あるセキュリティ研究者が同社の説明に疑問を持ち、専用アプリから送信されるトラフィックを分析したところ、エンドツーエンド暗号化が施されておらず、一般的なTLS暗号化のみで送信されていたことが発覚。
tks24 2025年12月8日 11:23
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/2069339.html