仮想通貨の交換業大手取引所ビットフライヤーによると日本時間18日午後に対円のビットコイン相場は1ビットコイン=1400万円割れとなった。対ドルでも9万ドル割れと、7カ月ぶりの低水準を付けた。正午前から急速に下げ足を速め、午後の東京株式市場でも幅広い銘柄に売り圧力が強まった。株式市場では短期の値幅取り狙いの個人投資家はハイテク株とビットコインの両方に資金を投じているとの見方から、両者の価格は連動しやすいとの指摘もある。市場では「過熱感が高まっていたビットコインと日本株は『ガス抜き』的な売りが強まっている」(三菱UFJeスマート証券の山田勉マーケットアナリスト)との声があった。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で4兆2868億円、売買高は16億905万株だった。
アドテストや東エレクが売られ、フジクラやTDKも引き続き安い。一方、塩野義やアステラスなどが買われ、電通グループや日ハムも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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