少なくとも当面の間は、政治において人柄が大きな意味を持つものだ。それこそが高市早苗氏の初期の支持率に「ハネムーン期間」をもたらしている。しかし、人柄をもってしても、自由民主党(LDP)が有権者の要求や意見から乖離しているという事実は克服できない。
私は今年1月、ある自民党幹部に「衆議院で自民党が過半数を失ったことで、有権者はどのようなメッセージを送ったと思いますか」と尋ねた。
返答は衝撃的だった。彼は傲慢にも「メッセージなどなかった。有権者は単に選挙資金スキャンダルに苛立っていただけで、それもすぐに収まる。次の参議院選挙では勝利するだろう」と言い放ったのだ。
以下ソースにて
https://toyokeizai.net/articles/-/915534?page=5