スイスの時計メーカーのスウォッチは、モデルが目尻を両手で引き上げている画像を使った広告について謝罪し、取り下げた。この画像は、中国のソーシャルメディアのユーザーの間でしきりに批判されていた。
この広告を批判する人たちは、モデルのポーズが、歴史的にアジア人をあざ笑うのに使われてきた、人種差別的な「slanted eye(つり上がった細い目)」を思わせるとしていた。
中国のソーシャルメディアでは、この広告が拡散されるにつれ、スウォッチ製品のボイコットを求める声が高まった。
スウォッチは16日、「モデルの描写に関する最近の懸念に留意した」とする声明を発表。「今回のことが招いたかもしれない苦痛や誤解に対し、心よりお詫び申し上げる」とした。
https://www.bbc.com/japanese/articles/cj9wr81vyg9o