大川原加工機事件、最高裁が無罪判決 「公安部の暴走」

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2025/06/10(火) 15:57:18.08 ID:UivgTaFZ

追跡公安捜査:「シロ」を「クロ」にゆがめた捜査 第1号にこだわった公安部の暴走 | 毎日新聞
(一部抜粋)

 暴走する捜査を、どこかでストップできなかったのか。

 複数の捜査関係者が「最大のチャンス」と捉える出来事がある。

 公安部が3人を逮捕した日のことだ。

 不正輸出を認めるような調書にサインしたことに気づいた島田さんが抗議し、取調官の安積伸介警部補は新しい調書を作り直したが、元の調書をシュレッダーで細断した。

 公用文書毀棄(きき)罪にあたる可能性があり、この事実を後日に知った外事1課5係の警部補4人は外事1課ナンバー2の渡辺誠管理官(警視)に「ちゃんと調べてください」と直訴した。

 しかし、渡辺管理官は取り合わなかった。

 一連の捜査のキーマンとなった宮園係長は訴訟の1審で証人出廷し、捜査の正当性をこう証言した。

 「私は(国際基準ではなく)日本の法律である省令によって(捜査が)行われるべきだと考えていた。日本企業が不正輸出したならば、外事1課として取り締まる必要性は感じた」

 捜査の状況は宮園係長の上司である渡辺管理官らも把握していたが、都合の悪い情報は上層部に伏せられ、立件へ突き進む現場を誰も止めなかった。

 宮園係長と渡辺管理官は事件後にそれぞれ昇任し、捜査の責任を問われることなく定年退職している。

検事不安漏らすも、起訴強行

 警察内部で歯止めをかけられなくても、起訴するかしないかの権限を独占的に持つ検察の段階で止められたとの声もある。

 警察の捜査をチェックするのも検察の重要な役割だからだ。

 大川原化工機事件を担当した検事は3人。最初の担当検事と2人目の検事は立件に難色を示していたが、3人目の塚部貴子検事が起訴した。

 外事1課5係で捜査全体を統括するデスクを務めた時友仁警部補は1審の証人尋問で、塚部検事には宮園係長の指示で捜査の問題点を共有しなかったと証言した。

https://mainichi.jp/articles/20250528/k00/00m/040/352000c


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