米中西部ミズーリ州に拠点を置く米陸軍の部隊が4月、珍しい通達を発出した。
汚い言葉遣いを禁じ、何度も違反した兵士には除隊を命じるという。
通達では入隊ホヤホヤの新兵を含む全ての関係者を「敬意と礼節をもって扱う」と強調している。
ミズーリ州のレオナルド・ウッド基地は、陸軍の新兵に対する基礎訓練を行う部隊を抱える。
この基地で入隊手続きなど部隊管理を担当する第43総務大隊が4月17日に通達を発した。
「冒涜的な言葉、下品な言葉、無礼なジェスチャーや発言は固く禁じられる」
複数の専門メディアによると、基地内で冒涜的な言葉遣いに対する苦情が寄せられたことを
受けて通達がまとめられた。言葉や身振りだけではなく、服や所持品に不適切な言葉が
印字されたり刺繍されたりしていることもアウトになる。
違反者には「4ストライク制」が適用される。1回目は口頭注意、2回目は文書による注意が行われ、
3回目は昇進や表彰が取り消される。4回目の違反者には陸軍からの除隊を命じられる仕組みだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec5dbb0e4bec00aa3331977c86a11f0c0f1cba9b