【特集】「毎日が地獄のよう」権力者による性犯罪と被害者の苦悩…訴えを阻むのは
権力者による性犯罪の問題。加害者が組織で被害者の優位に立つ場合、被害者は事件そのものの被害だけでなく、組織内での口止めなどにも立ち向かわなければなりません。大阪地検元トップの性的暴行事件と高校の部活動にまつわる事件。それぞれの被害者が抱える深い苦悩に迫りました。
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◆性加害は社会の治安維持を担う検察庁でも:女性検事の証言◆
【被害を受けた女性検事(Bさん)】「すごい強い恐怖なんですよね、抵抗したら殺されるって思いますから。せめて殺されたくない、生きて帰りたいって思うんです」
大阪地検のトップ、検事正だった北川健太郎被告が準強制性交等の罪に問われている事件。検察の冒頭陳述によりますと、泥酔した女性検事を北川被告が自宅に連れ込み、性的暴行を加えたといいます。被害を訴える女性検事Bさんがテレビ大阪の取材に応じ、苦しみ続けている6年間を明かしました。
【Bさん】「強く抵抗したらどうなるんですか。助けてもらえる保証があるんですか。すごい強い恐怖なんですよね。もうそれだけで殺されているようなもの」
家族や職場に被害を知られたくないという思いから、事件直後は被害申告ができず。さらに事件から1年後に退職した北川被告から、事件の口止めを目的とした直筆の手紙が届きました。
【北川被告からの手紙の内容】「この被害を表ざたにすれば私は絶対に生きていくことはできず、自死するほかないと決意している。(元検事正によるスキャンダルで)組織は強烈な批判を受け、組織として立ち行かなくなるので私の命に代えてやめていただきたい」
【Bさん】「検察組織や、まじめに頑張っている職員にも迷惑がかかるんだって思いこまされてしまった。さらに検事総長以下も辞職に追い込まれるとかも書いてあって、そんな恐ろしい事態になると思ったら、怖くて処罰を求めるってこと言えなくなって。(北川被告は)絶対権力者です。被告人に逆らえる人は当時誰もいなかったと思う」
圧力により、Bさんは5年以上被害を公にできませんでした。
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◆検察組織の問題:権力者の不適切行為を許す土壌◆
2024年10月の初公判で起訴内容を認め、謝罪した北川被告。しかしその2か月後、一転して無罪を主張することを明らかにしたのです。
【北川被告の弁護人】「被害者とされている女性が抗拒不能であったことについて合理的な疑いがあると考えます。また北川さんには事件当時、女性が抗拒不能であったという認識はなく、女性の同意があったと思っていたため犯罪の故意がありません。したがって無罪と」
事件後主張を二転三転させてきた北川被告。Bさんは今回の事件について検察組織にも責任があると考えています。
【女性検事Bさん】「権力を持って様々な不適切なことを許されてきたというか、みんなが声を上げられなくて見逃されてきた。北川自身が『自分が何をやっても誰も訴え出れない』という風に確信をもってこういう事件を起こしたと思っているので、検察組織の土壌が彼をつくり上げたところは絶対にある。二度とこういうことが起きないようにする、という検証と再発防止策を立てないといけない」
(全文はソースで)
https://news.yahoo.co.jp/articles/630d701384b594933cdc30a62fba5ae25043dd36
2/6(木) 12:38配信 テレビ大阪ニュース
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