頭髪ハラスメントの被害経験どのくらい?全国実態調査
日本パブリックリレーションズ研究所は2021年、30 60代の男女2万人を対象とした「頭髪ハラスメント(髪ハラ)」に関する全国調査を初めて実施した。
それによれば、薄毛が「気になる」「やや気になる」人は計約4割。このうち自分がいる時に直接話題にされたり、からかわれたり、ネタにされたりした被害経験も約4割が「ある」と回答した。
薄毛を気にしていない人には、周囲にいる薄毛の人のことを話題にしたり、からかったりしたことがあるかを尋ねた。当人がいる時だと約3割、当人がいない時だと約4割が「ある」と答えた。
その時の状況や気持ちについては、当人がいる、いないに関わらず「場の雰囲気がなごむ・盛り上がる」が6割を超えた。被害経験がある人は男性の方が多かったが、加害経験で見ると、性別に大きな差はなかったという。