日産のお家芸である”権力争い”に、「ホンダが侵略され、さらにどうしようもない会社になっていく」と、堀江氏は未来を懸念していた。
「F1やジェット機、ロケット開発などに挑戦してきたホンダは、かっこいいなと思います。それが全然イケていない日産、もっとイケていない三菱自動車と一緒になっちゃうのは、危険でしかないと思いました」
もちろん、Honda としても、今後の日本の人口減などを考慮すると、いずれにせよ、世界で戦っていくためには日産などとの連携は見据えていくべき課題でもあった。
日産が程よくホンダのカラーに染まっていければ……トヨタを追随する勢力になっていける!? 話はそう単純ではないか。三菱さらにはマツダの動向を含め、2025年、注目されるテーマになっていきそうだ。
もちろんJリーグ発足から31年、J1リーグ横浜F・マリノスの責任企業が日産でもある。この”令和の大合併”が、どのような影響があるのかも気になるところだ。
(おわり)