流行語大賞は「ふてほど」 トップテンに「50―50」―「裏金問題」「新紙幣」も
この1年の世相を反映した言葉を選ぶ「2024ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が2日、発表された。年間大賞には、TBS系列の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が選ばれた。
「ふてほど」は主演の阿部サダヲさんが昭和から令和にタイムスリップしてきた「ダメおやじ」に扮(ふん)するコメディー。宮藤官九郎さんが脚本を務め、今年1~3月に放送された。
トップテンには米大リーグの大谷翔平選手が達成した1シーズン50本塁打・50盗塁を指す「50―50」、パリ五輪で銅メダルを獲得した平均年齢40歳超の総合馬術日本代表チーム「初老ジャパン」、米動画配信大手ネットフリックスのドラマ「地面師たち」のせりふ「もうええでしょう」が入った。
自民党派閥のパーティー券収入を巡る「裏金問題」、闇バイトを違法ではないとアピールして募集する「ホワイト案件」、20年ぶりに発行された「新紙幣」も選ばれた。
新語・流行語大賞は今年で41回目。漫画家のやくみつるさん、コラムニストの辛酸なめ子さん、俳優の室井滋さんら6人の選考委員が30語の候補からトップテンと年間大賞を選んだ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024120200556&g=soc
時事通信 社会部2024年12月02日14時03分配信