トヨタの型式認証不正で国交省が是正命令、きょう午後に佐藤恒治社長を呼び命令書手渡し
トヨタ自動車による量産に必要な認証「型式指定」の不正申請で、国土交通省は31日午後、トヨタに対し、道路運送車両法に基づき、組織体制の抜本的な改善を求める「是正命令」を出す。トヨタの佐藤恒治社長を国交省に呼び、是正命令書を手渡す。
同法に基づく是正命令は、2019年の法改正で創設され、22年9月の日野自動車、今年1月のダイハツ工業、同2月の豊田自動織機に続いて4例目となる。
トヨタは6月、人気車種「ヤリスクロス」など7車種で、虚偽のデータを提出するなどして型式指定を取得する不正があったと公表。今月5日には「過去10年分で7車種以外に新たな不正は確認されなかった」と発表し、国交省にも報告していた。
しかし、国交省関係者によると、同法に基づくトヨタへの立ち入り検査や独自検証の過程で別の不正が判明した。国交省は再発防止を徹底させるため、厳しい行政処分が必要と判断した。
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7/31(水) 13:21配信 読売新聞オンライン