輪島塗キートップの「HHKB」、132万円で登場 能登半島地震の復興支援
https://news.mynavi.jp/article/20240627-2974457/images/001_large.jpg
PFUは6月27日、小型キーボード「Happy Hacking Keyboard」(HHKB)のキートップに輪島塗を施した特別モデルの販売をMakuakeで開始した。能登半島地震で被害を受けた輪島塗工房の復興を目的とした「Re:japanプロジェクト」の一環で、販売金額はMakuakeの手数料を除いてすべて石川県の輪島塗工房「大徹八井漆器工房」に渡し、復興支援に活用してもらう。
Makuakeでのプロジェクトで販売するのは、黒漆のキートップ+HHKB Professional Type-S(英語/墨)が132万円、黒漆のキートップ+HHKB Studio(英語/墨)が132万円。キートップ単体では、溜塗のEscキー(HHKB Professional用)が19,800円、溜塗のEscとControlキーのセット(HHKB Professional用)が19,800円。
1月1日に発生した令和6年能登半島地震で甚大な被害に見舞われた、輪島塗を生業とする大徹八井漆器工房の復興を応援するために始まったプロジェクト。同工房は、2006年にHHKBの漆塗りモデル「HHKB Professional HG Japan」の製作で協業したことがあり、その縁で今回のプロジェクトを開始した。
今回のプロジェクトでは、PBT樹脂のキートップに「輪島塗の技法」を用いた「漆塗」を施した特別なキートップをHHKB本体に添付して販売する。キートップのみの商品も用意する。購入者には2024年11月以降に発送する。
いずれも数量限定のため、規定数量に達したら販売終了となる。PFU エバンジェリストの松本秀樹氏は「今回のプロジェクトは、あくまでも大徹八井漆器工房の支援が目的。今後の販売は未定だが、もし大徹八井漆器工房側の体制が整えば国内や海外での展開も検討したい」と語る。
https://news.mynavi.jp/article/20240627-2974457/
掲載日 2024/06/27 14:30 DIGITAL+ 著者:磯修