加藤被告は法廷で、
「私が甘えるような形で、彼女のおなかのあたりに抱きつくことがありました」
と説明し、揚げ句、
「彼女は自分が強姦されそうだったと。でも私は強姦するつもりはなく、事実でないことで責められた」
と“冤罪”を訴えた。
検事からセックスやエッチ行為の意図を問われても、
「そうではないです」
と否定し、性欲もなかったと証言した。加藤被告の記憶は「抱きついただけ」で、
自分のカバンに隠し持っていたコンドームのことも「覚えていない」と言う。
検事調書の中では、
「彼女のおしりあたりにチンコを押し当てて何度か腰を振った」
と語っているが、これも事実ではないと主張した。