松井陣営 水1本 1万円パーティー
京都市長選告示直前 利益率91%
京都市長選(2月4日投票)に立候補した松井孝治候補(自民、公明、立民、国民推薦)の選挙母体「文化首都京都を創る会」が告示直前の13日、政治資金パーティーを市内で開き、ミネラルウオーター1本で会費1万円を集めていたことが分かりました。京都民報社が報じたものです。
パーティーは時局講演会として開かれ、同会代表でワコールホールディングスの塚本能交名誉会長が「この催し物は政治資金規正法に基づく政治資金パーティーです」と説明し、松井氏が講演。食事の提供はなくミネラル水1本が渡されました。
会場の国際会館別館の定員は1200人。約7割の800人程度が入場していたといい、開催事業費が会場費(71万5000円)だけとすると利益率は91%になります。
自民党の裏金疑惑について松井氏は「自治体の首長がどうこういう問題ではない」と不問にしていますが、自らの不透明な政治資金が問われます。
維新などと策定した政策を掲げる村山祥栄候補も、1回2万円の政治資金パーティー9回のうち実際に開催は1回だけで、25社から集めた2268万円が脱法的企業献金の疑惑が発覚し、市長選に出る資格が問われています。
自民元府議の二之湯真士候補も、パーティー券の売り上げ還流を受けており、裏金疑惑まみれです。
これに対し幅広い市民と日本共産党が支援する福山和人候補は「政治がお金でゆがめられたらあかん。お金ではなく市民の声で動く政治を京都から」と訴えています。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-01-24/2024012401_03_0.html
2024年1月24日(水)