日本政府による福島原発汚染水の海洋放出開始に関する外務省報道官談話
外交部-新聞司
2023-08-24 12:27
8月24日、日本政府は国際社会の強い批判と反対を無視して、福島原発の汚染水の海洋放出を一方的に開始した。中国はこれに断固反対し、強く非難する。私たちは日本に対して重大な通告を行い、この悪行をやめるよう求めてきた。
福島原発の汚染水処理は、原子力の安全性に関する大きな問題である。その影響は国境を越え、決して日本だけの問題ではない。人類が原子力を平和利用するようになって以来、核汚染水の海洋放出については前例もなく、普遍的に認められた基準もない。12年前に起きた福島原発事故は、すでに大量の放射性物質が海に流出した大惨事である。もし日本が、日本の利己的な利益のためだけに汚染水を海洋投棄するのであれば、地元の人々や全世界に人為的な二次災害をもたらす可能性がある。
日本政府は、海洋放出決定の正当性と合法性、浄化施設の長期的信頼性、核汚染水データの信憑性と正確性を証明することができなかった。日本政府は、海洋放出の正当性と合法性、浄化施設の長期的信頼性、核汚染水データの信憑性と正確性を証明できなかった。海洋排出が海洋環境と人々の健康に安全で無害であること、モニタリング計画が健全で効果的であることを証明できなかった。日本はまた、他の利害関係者との徹底的な協議も怠った。海は全人類のものである。海洋排出を強引に開始することは、地球規模の公益を無視した極めて利己的で無責任な行為である。海洋投棄によって、日本は世界中にリスクを広げ、人類の未来の世代に傷口を広げているのだ。そうすることで、日本は生態系システムの破壊者となり、地球規模の海洋環境を汚染している。健康、開発、健全な環境に対する人々の権利を侵害し、日本の道義的責任と国際法上の義務に違反している。日本が海洋投棄を開始した瞬間から、日本は国際社会の前で自らをドック入りさせたのであり、今後何年にもわたって国際的非難にさらされるに違いない。
中国政府は常に国民の幸福を第一に考え、食の安全と国民の健康を守るために必要なあらゆる措置をとる。
https://www.fmprc.gov.cn/mfa_eng/xwfw_665399/s2510_665401/202308/t20230824_11131325.html