サウジが「経済的コスト」で米国を威嚇か、減産への報復けん制-報道
Aradhana Aravindan
2023年6月9日 10:08 JST
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が昨秋減産を決めた際、米国が報復すれば2国間関係を根本的に見直し、著しい経済的コストを負わせると非公式に威圧していたと米紙ワシントン・ポストが報じた。
サウジ政府は公式にはOPECプラスの決定を外交的にそつのない声明で擁護したが、同紙が入手した機密文書によると、ムハンマド皇太子は「米政権とこれ以上付き合うつもりはない」と断言し、「重大な経済的影響」を及ぼす構えを示した。
全文
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-06-09/RVYM8ADWLU6801