ラピダス、国に2兆円支援要請へ 半導体新会社、上場も検討
次世代半導体の国産化を目指す新会社「ラピダス」の 東哲郎 会長(73)が3日までに共同通信のインタビューに応じ、技術開発関連に2兆円規模の資金が必要との試算を示し、国に中長期的な支援を要請する考えを明らかにした。
量産化に向け工場建設などに3兆円ほどが別途かかるとし、株式上場による資金調達も検討。 将来は技術者を中心に千人程度を採用する計画という。
米半導体大手がIBMを提訴 ラピダスに企業秘密漏えい 4月 米中を中心にハイテク覇権争いが激化する中、日本は半導体開発で後れを取っている。
政府は既に計3300億円の支援を決定。
「必要な支援をしていきたい」( 西村康稔 経済産業相)と複数年度にわたる追加支援も検討しており、今後巨額の国費を投じる可能性がある。
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