どういう話かっていうと、実は司法試験受験生の話です。医者の子供として生まれて、だけど色盲があったんでね。その赤と白の区別がうまくつかない箇所があった。それで、医者になるのは諦めて、小さい頃から神童というふうに周りから拝め奉られている存在だったから、司法試験を受けてみっかって始めたら、司法試験、全然受からなくて、受からない間に、荒んで家族と離れ
友達もいなくなり、同窓会なんかにも参加できなくなって、最後非業の死を遂げるって話だった。それ読んだときにうわうわ、これは壮絶だと。
やばい、ちゃんと勉強しないとまずい、というふうに受験時代に思った記憶があります。ですからこの話を紹介させていただいて、決してその古本屋とか探してこの本を買ってきて読んでみるなんてことはしなくていいです、本当悲しくなります。
で、この試験を勉強している人が読むと、よりリアルだったりするところもあるから読む必要はないんだけど、ただ頑張らないとね、この試験っていうのは、始めたときっていうのは、周りから、おすごいね司法試験の弁護士なんの、すごいね何かあったら将来頼むよねと絶対みんな言われてるわけじゃ
ところがうまくいかないとどうなるかっていうと、あれ、どうなったの。昔、神童だったのにね、みたいな、そんな話にもなってくるし。周りの人たちが就職してるのを見たときに自分はまだなっていないとなったときに、っていう感じなるわけです。
その結果試験諦めちゃうって人もいると思うんだけど諦めるって判断が駄目というわけじゃないんだけど、周りの
ね友達昔一緒に勉強してた友達なんかで結局諦めた人たちもいるんだけどもその人たちと会うとやっぱり言うのはやっぱねテレビ見るとむかつくんだよねと、ワイドショーにコメンテーターとして弁護士が出て何か好き勝手喋ってんの見てもあっち側の人間になれたはずなのになっていう気持ちがあってどうしても
これは払拭できないでこういう気持ちがある。なんであのとき諦めたんだ。いやでも諦めて今この道で頑張ってるからいいんだけども、やっぱり一度この試験というのは、足を突っ込んでしまった以上は、最後までゴールまでたどり着かないと、なかなか成就しない納得できない試験だ、みんな言うんだよね。