覚鑁も奈良仏教を勉強してたんですね
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13歳の夏に上京、仁和寺の 寛助(かんじょ) 大僧正のもとに入室され、翌年から奈良に留学し、仏教の勉強を始められました。16歳で一端仁和寺に戻り、寛助大僧正に従って出家得度され、名を 正覚房覚鑁(しょうがくぼうかくばん) と改め、また奈良に戻られ勉強を続けられました。
17歳の時から本格的な真言密教の修行を始められ、20歳の時に修行を成満し、その年の秋に東大寺戒壇院で受戒され、正式な僧侶になりました。
覚鑁は、同じ年(永久2年・1114)の12月晦日、高野山に登り 青蓮(しょうれん) 、 明寂(みょうじゃく) の両師について 坐禅観法(ざぜんかんぼう) を修され、 定尊(じょうそん) 、 教尋(きょうじん) の両師のもと真言教学の勉強を続けられました。そして、27歳(保安2年・1121)の時に仁和寺に戻られ、師匠の寛助大僧正から 伝法灌頂(でんぽうかんじょう) を受けられました。