トヨタシティ、あえなく撃沈 市長「実証実験ばかりでなかなか前に進まない構想」

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2022/09/11(日) 23:38:38.90 ID:LPfEftIR

デジタルの街構想終了 裾野市、実験多く実用化進まず

 静岡県裾野市の村田悠(はるかぜ)市長=写真=は八日の会見で、情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)を街づくりに生かす「SDCC(スソノ・デジタル・クリエイティブ・シティ)構想」を終了すると発表した。トヨタ自動車が市内に建設している実証都市「ウーブン・シティ」に合わせて構想を進めてきたが、「何が市民の利益になるか説明が難しいため」とした。
 ウーブン・シティの建設は進んでいて、構想の一環としてウーブン・シティとつながるJR岩波駅(御殿場線)の周辺再整備は続ける意向を示した。
 SDCC構想は、人口減少や自然災害の増加に伴う社会問題を先進技術で解消しようとする試み。二〇二〇年三月に策定され、AIが耕作放棄地の荒れ具合を判定するシステムの実証実験など先進的な取り組みを進めてきたが、市長の交代もあり、二年半での打ち切りが決まった。
 村田市長は「実証実験ばかりでなかなか前に進まない構想になっていた。実装(実用)できなければ市民に届かない」として、市民目線の現実的な政策に転換する。トヨタ自動車との今後の関係については、「構想の終了でトヨタとの関係が変わるわけではない」としつつ、「トヨタとの連携のみを重視するわけではない。必要な事業者を探していく」と話した。(今坂直暉)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/201026
2022年9月9日 07時56分 東京新聞


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